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第36話 ストーカーの証拠

last update Data de publicação: 2026-10-02 06:00:53

「子供のことはいちばんに考えて欲しい。俺の親が再婚で、結構辛い思いしたからさ」

「そうだったんだ……。うん、わかった。アドバイスありがとう」

「どういたしまして。あ、そうだ」

 神田君がなにかを思い出したように、ぽんと手を叩いた。

「昨日すごいものが撮れたんだった。ちょっと、これ見て」

「すごいもの?」

 神田君は自分のデスクへ戻ると、1枚のA4サイズの用紙を持ってきて、私に渡してくれた。

「えっ……」

 受け取った瞬間、息が止まる。

 そこには夜の社宅が映っていた。

 間違いない。私が陽奈と暮らしていた家だ。

 そして、問題はそこじゃない。

 私の家の前に、ひとりの男性が立っている。

 顔は見えない。後ろ姿で、しかも画像がぶれていて不鮮明だ。

 だけど、その男性が手を伸ばしている場所は――


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